矢送(やおくり)神社
鳥取県倉吉市にある矢送神社は、天津彦火瓊瓊杵尊、天見屋根命、天太玉命、素戔嗚尊をお祀りする神社です。
↑ 道路から望む鳥居
↑ 鳥居の先にある随神門
↑ 2枚 随神門のところにある狛犬
↑ 随神門を通ると壁のような石段があります。
↑ 石段を登ると、更に門があり、由緒書と奉納された恵比寿、大黒の面があります。
由緒書きには、文応元年(1260年)に宮崎県の高千穂より勧請されたとあります。
1260年は鎌倉時代中期になります。
↑ 境内の様子と拝殿正面
↑ 拝殿前の狛犬さん
御祭神の天津彦火瓊瓊杵尊、素戔嗚尊は説明不要だと思いますので割愛させていただきます。
天見屋根命、天太玉命の二柱の神様ですが、どちらの神様もセットで登場されることが多い神様です。
最初は天照大御神が天の岩戸にお隠れになった際、この二柱の神様が一緒に占いを行い、岩戸が少し開いた瞬間に一緒に八咫鏡を差し込んだ神様とされています。
また、邇邇芸命が高天原から降臨される際には、この二柱の神様も同行して降臨されています。
天見屋根命は中臣氏や藤原氏などの祖。
天太玉命は忌部氏、日置氏などの祖と言われています。
国を動かす際の祭祀、儀式に長けた一族だったようです。
↑ 拝殿の龍の彫り物
龍の鱗など、細部にわたり丁寧に彫られています。
↑ 4枚 本殿の周囲に彫られている彫刻
馬に乗る武将は随神を表しているのでしょうか。
本を読む翁×2
瓢箪を持つ翁は誰なのでしょう?
分かる方がいらしたら、教えてください。よろしくお願いします。
↑ 2枚 境内社 いずれも御祭神不明です。
↑ 参の階段
この写真から推測すると、斜度30度でしょうか。。。
階段は鳥居から随神門までのものが8段、随神門から上の門までの階段が102段だったと思います。何れにせよ、きつかったのは間違いありません(笑)
おまけ
↑ 階段手摺で見つけた昆虫
ナナフシの赤ちゃんでしょうか、不思議な動きをしながら歩いていました(^^)
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