大鳥居(おおとりい)神社

鳥取県倉吉市にある大鳥居神社は、天之御中主命をお祀りする神社です。

↑ 大通りから住宅地の車1台分の細い道を歩いて来ました。

田んぼの中にこんもりとした木々がある場所が、大鳥居神社です。


↑ 神社の横を通って正面に来たところです。

↑ 最近来られた様子の狛犬さんたち。ピカピカです(^^)

↑ 手水舎手前にある福亀。

看板より

福亀(ふくかめ)

撫で摩る(なでさする)ことにより

長寿と子孫繁栄を招き、幸せを呼ぶと云う

縁起の良い亀です。

と、書いてあります。

私もこのページを読んで下さる皆さんと一緒に、御利益あるようにという想いで撫で摩らせていただきました。ぜひ写真を撫で摩ってみてください(^^)

↑ 拝殿正面

↑ 拝殿に掲げられた御祭神の書かれた看板

↑ 拝殿ー本殿の全景

↑ 境内社 荒神社

↑ 境内社 若宮社(古路離大明神)

安政6年(1859)7月 コロリ(コレラ)が流行した際に建立されたそうです。

コロナが早く終息するようにお願いしました。

↑ 本殿裏

何故か裏側にも拝むところがありました。

↑ 本殿裏賽銭箱の下にあった素焼きの小さな大黒様の像

↑ 拝殿横の社務所にある、おそらく随神と思われる。

元々は随神門があったのだと思われるのですが、現在は道路がつけられたりして、このような形になったのではないかと推測しています。

↑ 2枚 奉納された木彫りのフクロウ

フクロウは「福来郎」で福が来る。とか、「不苦労」で苦労しない。とか、「夜目が効いて見通しが明るい」などと云われる縁起物です。

このフクロウも目がパッチリでガッチリと福を掴んできそうな爪をしてますね(^^)

↑ 3枚 蛇の抜け殻

境内にあった木のところにあった蛇の抜け殻完全体です(^^)

蛇の抜け殻も完全体を手に入れると金運アップと云われています。

境内にあったので持ち帰りはしませんでしたが、写真に撮って待ち受けにしたら良いかもと思って取りました!

皆さんも如何ですか?(^^)

↑ 本殿横 波と海鳥

↑ 本殿横 波と海老

↑ 本殿裏 波と兎

さて、御祭神は分かったのですが、由緒などが調べても不明だったので、本殿の周囲に彫ってある彫刻から推察してみたいと思います。

先ず、この神社がある鳥取県倉吉市関金町は、東西南北を旧街道が交差する宿場町であります。

北は倉吉から日本海を通して北前船が行き交う海上交通の要所。

南はひと山超えるくらいで蒜山(岡山)=備北との交通する伯備街道があり、東西を山陰道が貫いています。

神社近くを流れる小鴨川は倉吉市を流れる天神川の支流の一つでもあります。

以前紹介した米子市にある宗像神社も九州族の地域とありましたが、ここも九州族の地域だったのではないでしょうか。

海洋生物(鳥と海老)の詳しい意味は分かりませんが、兎=宇佐族と云う風にいわれる神社が実は鳥取県には結構あるのです。

白兎神社しかり、まだ紹介していない神社だったりと、いくつかの神社が当てはまります。

なので、現段階での推測としては、九州族の宇佐族が治める土地だったとしておきたいと思います。

今後更に調べて、何か分かれば更新していきたいと思います。

それにしても、造化三神の天之御中主命をお祀りする神社はあまりいので、山陰で出来るところでは初めてです。(以前、岡山のサムハラ神社が造化三神をお祀りする神社で初天之御中主命を参拝させて頂きました。他の三神の神皇産霊神は出雲でも参拝させて頂いています)

↑ 境内から望む大山です。

景色が良いです(^^)

ふらっと神社 鳥取編

ふらっと神社 鳥取編です 私が参拝した鳥取の神社の紹介をしています。 <ページ写真は大石見神社の太鼓銀杏です。>

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